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信州大学人文学部人間情報学科
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柴野 均の研究室
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Contents
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| 柴野 均のプロフィール | ||||||||||||||||||||
| 最終更新日時: |
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| おじさんの生活と意見 (日記過去ログ) | ||||||||||||||||||||
| 活字中毒者のひとりごと―本をめぐって | ||||||||||||||||||||
| 暗闇の中の日々 ― 映画の部屋 | ||||||||||||||||||||
| 信大人文西洋史の部屋 | ||||||||||||||||||||
| 廣瀬教授のカムチャツカ通信 | ||||||||||||||||||||
| イタリアの部屋 | 連絡先 → | |||||||||||||||||||
| 新入生ゼミの部屋 | ||||||||||||||||||||
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4月7日 教授会とガイダンスが午後から予定されていたので、午前中出かける途中で久しぶりに薄川で10kmほどランニングをする。 日差しもあたたかく、風も心地よい、すっかり春の陽気である。走り始めた頃はアルプスもきれいに見えていたが、空気が暖まると視界も悪くなる。 ランニングのあとは、これも久しぶりに美ヶ原温泉の白糸の湯で汗を流す。あいかわらずお客は老人ばかりである。って、わたしも老人のうちに入るかもしれない。ここのぬるい湯も気持がよい。午後から授業のある日はこんな感じで身体を動かすことにしよう。 午後は会議とガイダンス以外は研究室にいたが、学生たちが次々にやってくる。基本的に大学にいるときのわたしはサービス業の従業員であるから、機嫌良く応対する。また、今年も一年が始まったという気持が強い。授業は明後日からである。 三年次編入生の取得単位の読み替え――前にいた大学で取得した単位を信州大学の単位に読み替える――作業で駆けずり回る。こちらの授業に読み替えるにあたって、授業担当者の了解を得なければならないのである。今日は教授会があったので、スタッフのほとんどを学内でつかまえることができたから能率はよかった。 こういう面倒な作業が欠かせないのである。 4月6日 春の雪が舞った昨日から、一夜明ければ朝から青空が広がっていた。今日は大学の入学式である。雪が降ったのが昨日でよかった。 この数年いろいろな役職がらみで入学式にも出ていたのだが、今年は午後の新入生ガイダンスだけに顔を出す。人文学部で一番大きな教室がいっぱいで、座りきれない学生には別に椅子が出るほどだった。というわけで写真を入れ替えた。 新入生たちの表情からは「大学に入ってうれしい」という素直な気持が伝わってきて、その前で話をしていると、こちらも愉快な気分になる。この学生たちの期待に応えるような大学教育を用意しないといけない。 今年も新入生を対象としたアンケートをとった。昨年、一昨年とくらべてどんな風に変化があるのか興味深い。 大学の生き残りということも、どれだけ優れた中身を教育内容に盛り込めるかどうかにかかっている。大学が生み出す最大の成果はやはり卒業生であって、それがどれだけ優れた社会人として力を発揮できるかである。 4月5日 夜明けにはみぞれまじりの雨だったものが7時頃から雪に変わり、あっという間に白く積もってしまった。今日はNHK文化センターでの講義の日なのだが、二台の車のタイヤを早々とノーマルに替えてしまっていたため、バスで行くことにする。信州の春は油断をしているとこういうことになる。来年は少なくとも連休ぐらいまでは一台はスタッドレスのままにしておこう。 明日は入学式で、そのあと新入生のガイダンスに出なくてはならない。もう雪は溶けてきているので大丈夫だろうが、ちょっと気が重い。 DVDで映画「ウッドストック」(マイケル・ウォドリー監督)を見る。実は今年度の後期に予定している授業の中で1960〜70年代の問題を扱おうと考えている。その材料として見たのだが、まさしくこれは歴史的な資料である。 わたしはこの映画をたしか1970年の夏に札幌で見た記憶がある。ロードショーだったのだが、とにかくガラガラだった。日本での若者たちの運動が一時の熱気を失ってしまった頃に公開されたからだろう。そのときは白けながらもある程度共感するところもあった。 それ以来だから33年ぶりということになるが、「あれからずいぶん遠いところまで来た」という気持と「いやあ、ぜんぜん変わってないなあ」という気持が交錯して、実に不思議な気分になる。 ただ、まあけっしておもしろいという映画ではない。映画の中で演奏されている音楽のレベルも必ずしも高くない。画像の質もちょっと問題だし、編集もこれでいいとは思えない。 とはいえ、これはたしかにひとつの時代のイメージをいまに伝えている映画である。いまの学生たちはこれを見てどう思うだろうか? 4月4日 今日も雑用で大学まで往復する。 いよいよ学生たちもキャンパスに戻って来ており、だんだん賑やかになっている。やっぱり閑散とした大学は大学ではない。 わたしは車で通勤しているわけだが、月に千kmちょっとを通勤で走る。去年の夏に車を買い替えた。こんどはトヨタが作っているハイブリッド車プリウスにした。この車が出たときにも興味があったのだが、この際いちど乗ってみようという気になって買うことにした。 それで夏の終わりから秋、冬と8ヶ月プリウスを運転してきた。感想は「とってもおもしろい車だ」ということである。 まず非常に静かな車である。まあこれはエンジンがストップしている時間が長いので静かに感じるのである。エンジンが動いているときはけっこううるさい。 それからやっぱり燃費が格段によくなった。それまで乗っていたカローラと大きさはほぼ同じだが、同じ量のガソリンで5割から7割は多く走れる。寒い間は燃費が悪かったが、それでもリッター18kmは走っていた。これから暖かくなれば、軽く20kmはいくだろう。 そして何よりも燃費を意識した運転が自然に身につく、教育的な車である。やたらぶっとばす気にはなれない。 「ハイブリッド車は高い」という評価があるようだが、けっしてそうではない。まずわたしのように自動車通勤をしている人には「電動自動車協会」というところから補助金が出る。その額が24万円。そして、1kmあたりのガソリン代が以前のカローラとくらべると4円ほど安くなる(最近のようにガソリンの価格が上がると、その差はさらに大きくなる)。だから、年間にすると5万円ぐらいガソリン代だけでちがってくる。長い距離を走る人ならもっとちがうだろう。 というわけで、5年ぐらい乗れば同じ車格のカローラとの価格差はなくなる、と計算している。 実用上はふつうのAT車である。特別なにかに気を使う必要はない。 にかくガソリンスタンドに行く回数がうんと少なくなった。信号が赤でストップしてもエンジンが止まってしまうので、黄信号で無理をすることもしなくなった。総じて運転がジェントルになったのである。(といって、以前がワイルドであったというわけでもないが。) 車の未来についてはいろいろ議論があり、燃料電池車などというものの実験が始まっているようだが、当面はこのハイブリッド車ではないか。いや実によくできている。 でも、売れてないようだ。大学の駐車場の中でプリウスはわたしの車一台だけである。 4月2日 わたしは家事全般が苦にならない。料理をするのが好きでもあるし、得意でもある。皿を洗ったり、料理のあとかたづけをするも嫌いではない。 子どもの頃からやらされたから、というわけではない。姉四人、兄一人という大家族の中で育ったせいか、大人になるまで家事らしい家事はやったことがなかった。だから、経験という面では不足していたと思う。 20歳を過ぎてからひとり暮らしを始めて、やってみるとほとんどの家事はイヤではなかった。いまにして思えば自分で自分の生活を管理している、という感じが悪くなかったのだろう。 あるいは物理的には家族に依存していても、精神的には自立していたからかもしれない。 とにかくわたしは料理がうまい。下手に外食するより、自分で作ったほうがおいしいものを食べることが出来る。 きちんとレシピのある料理を作るのも下手ではないが、あり合わせのもので即興で作る料理が(自分で言うのもなんだが)素晴らしく上手なのである。 思うに料理は想像力ではないか。「これとこれをこんな風に調理すれば、こんな味になる」「この味なら調味料をこれだけ足せばうまくなる」といったことが想像出来るか出来ないか、それが料理の上手下手を決定するのである。 |
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